音楽界へ道連れじゃ

ギターとピアノとDTMのブログ

2019年 初心者向け電子ピアノ

f:id:kawakame:20190416193327j:plain

 

 

現在販売されている電子ピアノって一体どんなものがあるのか。

 

3か月前に初めて電子ピアノを買った時、電子ピアノのことは全くの無知だったので事前に色々と調べました。というか既に新しいのが欲しくて最近もちょくちょく調べています。

 

そんなわけで今僕が目をつけている電子ピアノを比較しやすいように並べてみました。

僕の都合上、下記条件を満たすものに絞っています。

 

・88鍵ある

・予算5~10万くらい

・なるべくコンパクトなやつ(部屋が狭いので)

 

紹介するものは(多分)初心者向けなので、初めて電子ピアノを買おうと思っている方の参考になればと思います。

※記載している販売価格は2019年4月16日時点での価格です。

 

YAMAHA P-115

ピアノメーカーで最初に思いつくのはやはりヤマハですよね。

ヤマハならクセもなさそうだし初心者にも安心かなと思います。

サイズもコンパクトで価格も手頃です。音はハキハキしていて明るい感じ。

販売価格:5万くらい 

 

 

ROLAND FP-30

こちらも言わずと知れた電子楽器の老舗ROLANDです。

先に紹介した『YAMAHA P-115』と、この『ROLAND FP-30』を弾き比べた動画があるので是非見てみてください。違いが分かり易いです。

僕はこちらの音が好き。値段はこちらが少し高いです。

販売価格:7万くらい 

 


ROLAND FP-10

これは今年に入って発売されたものです。

パッと見でめちゃめちゃスリムなのがわかります。ひとつ前に紹介した『FP-30』のワングレード下にあたるものかと思いますが、仕様を見ると『FP-30』と同じピアノ音源を内蔵しているようです。

プロモのお姉さんの演奏が好きです。

販売価格:6万くらい 

 

 

ROLAND GO PIANO

これは先月発売されたばかりです。

メーカーはROLANDですが先に紹介した『FPシリーズ』よりもっと初心者向けな雰囲気です。

Bluetoothタブレットとつないで練習用アプリが使えるらしいです。

 

初心者だと何から練習すれば良いかわからないので、予め練習メニューが用意されているのは助かります。しかもタブレット連携で分かりやすそう。

もっと前に発売されていたらこれを買っていたかも。

販売価格:4万5千円くらい 

 

 

KORG D1

KORGって完全にシンセのイメージで、電子ピアノを出しているのは知りませんでした。

あまり丸味のないデザインが特徴的でスタイリッシュですよね。

こういう無駄のないデザインめっちゃ好きですが、ボタンの設置されていない空いたスペースに絶対なんか置いちゃうんですよね。

販売価格:4万5千円くらい 

 

 

⑥Studio Logic Numa Compact 2x

こちらは先に紹介した3つとは少し毛色が違い、MIDIコントローラー的な機能も付いています。

特に素敵なのはサイズが小さくて軽いということ。

鍵盤はイタリアの鍵盤専門メーカーFatar製とのことで何やら良いやつみたいです。

 

実はこれの前に出ている『Numa Compact 2(「x」が付かない)』を楽器店で触ったことがあるのですが、鍵盤のタッチはピアノほど重くなくMIDIコントローラーとしても使える感じでした。

セミウェイテッド鍵盤』というやつですね。

販売価格:7万くらい 

 

 

NATIVE INSTRUMENTS KOMPLETE KONTROL S88 MK2

こちらは電子ピアノではなくMIDIコントローラーなのですが、鍵盤は『Numa Compact 2x』と同じFatar製のセミウェイテッド鍵盤です。

僕は同社の音源ソフト『KOMPLETE』をよく使うので、それとの連携が圧倒的に便利らしいこの『KOMPLETE KONTROL』も第一候補だったのですが、大きさがネックでやめました。予算もオーバーしてるし…

販売価格:11万くらい 

 

 

⑧ALESIS RECITAL

最終的に僕が買ったやつです。

さんざん悩んだ末に「買ってもすぐにやめそうな気がするから安いのにしよ」というしょうもない理由でコレを選びました。理由はしょうもないですけど商品は別にしょうもなくないですよ。

販売価格:2万5千円くらい 

 

レビューしているのでよければどうぞ。

 


僕が欲しいなあと思っていた(今も思っている)のはこんなところです。

他のものと用途が異なる『KOMPLETE KONTROL S88 MK2』はちょっと高価ですが、その他は電子ピアノとしてはお手頃な価格だと思います。

 

 

電子ピアノ(88鍵)のメリット・デメリット

普段打ち込みしかしない僕がわざわざ88鍵の電子ピアノを買った理由はクラシックピアノを弾いてみたかったからです。それまでは49鍵のMIDIキーボードを使っていましたがクラシックを弾くには鍵盤が足りません。

 

それに電子ピアノとMIDIキーボードでは鍵盤のタッチも全然違うんですよね。

電子ピアノの方が鍵盤が重く、いい感じの跳ね返りがあります。なのでMIDIキーボードに比べて強弱がつけ易く、多彩な表現が可能です(上手に弾ければ)。

 

また、ピアノ演奏に特化していること以外にも『88鍵』のメリットはあります。

DTMer目線の話になりますが88鍵あるとDAWで使うプラグインのキースイッチ入力がめちゃめちゃ楽です。これはガチでマジでほんと楽。これだけのために買っても良かったと思える。

 

けどデメリットもあって、とにかく場所を取ります。

買う前にサイズは調べていたもののいざ部屋に入れた後はなかなか配置を定められず、なんだかんだで机も新調することになりました。

 

まとめ

電子ピアノ購入を検討されている初心者の方へ、ここまで紹介しておいて身も蓋もないことを言いますが結局のところ買ってみないと良さはわかりません。

初心者なら尚更、お店で試奏しても良し悪しが判断できないと思いますし。

 

でも初めて買うものって愛着が沸きやすいので結局どれを買っても気に入ると思うんですよね。僕も安さで選んだ「ALESIS RECITAL」を買って3か月経ちますが、毎日弾いているので既に相棒感があります。

 

あと打ち込みでピアノアレンジをたくさんやってピアノのことを分かった気になっていても、実際にピアノを練習してみると新しい発見の連続です。

 

僕みたいな勘違いギタリストはきっと多いと思うので、そういうやつは悪いこと言わないからピアノ買え、な?