3か月休まず『エリーゼのために』を弾き続けた
ある日、ふとピアノが弾けるようになりたいと思い安い電子ピアノを買いました。
今年の1月から練習を始めたので、かれこれ3か月ほど経ちます。
ちなみにピアノはピアノでも特にクラシックが弾きたくて、 この3か月間ほぼ毎日「エリーゼのために」を練習してきました。
これは、その(3か月間の)集大成です。
もちろん、まだまだ下手くそですが自己満足できる程度には弾けるようになりました。
ただ、ピアノを始めてからマジでまったく他の曲に浮気をせず『エリーゼのために』だけを弾き続けてきたので、さすがにそろそろ違う曲も弾きたいところです。
ピアノを始めようと思った当初は、こんなに練習が続くと思っていなくて 『すぐやめた時の保険』をかけて安い電子ピアノを買ったのですが、これだけ継続できると わかっていたらもう少し良いピアノを買いたかったです。
とはいえ今最高にピアノが楽しいし、本当に買って良かった。
ありがとう ALESIS RECITAL
楽器が弾けないと作曲できない?
「作曲してみたいけど楽器弾けなきゃいけないの?」と思っている方、きっといらっしゃると思います。弾けなくても大丈夫です(キッパリ)。
・プロの作曲家になりたい
・オーケストラの曲を作りたい
・バンドの曲を作りたい
とか言うのであれば楽器の知識はほぼほぼ必須ですが(演奏は下手でも良い)。そうでなければPCやタブレット、スマホさえあれば十分作曲できます。
現状PCが一番出来ることの幅が広いので個人的にはPCがお勧めです。具体的にはPCとDAW(音楽作曲するためのソフト)、それとスピーカー(あるいはヘッドホン)があれば作曲の準備は完了です。
『楽器弾けないとしょぼい曲しか作れない』なんてことも全然ないので大丈夫です。
たまに「最近の音楽は打ち込みばっかでクオリティが低い」とか、因果関係が不明なことをおっしゃる方がいますが完全な間違いなので気にしなくて良いです。 打ち込みの音が良いか生楽器の音が良いかなど好みの問題でしかなく音楽のクオリティには関係ありません。
僕は15年ほどギタリストとしてバンドをやっていたので、少なくともベース、ドラム、ピアノ辺りは生の音が身体に染み付いていますが、打ち込みの音も大好きです。
ただ、今のところ打ち込みでは人間らしい「演奏の荒さ・雑さ」の再現が難しいので表現力は生演奏の方が上です。でも音色自体はすごく良いです。
しかも音楽ソフトの進化スピードは半端じゃないので、その内何もかもソフトの方が上になる日も遠くない気が…
例えば最新のゲームでは、架空の世界が本物さながらの質感で作り上げられており「まるで実写」を飛び越えて「実写より綺麗」と思うことがよくあります。それと同様に『打ち込みが実際の楽器演奏を超える日』も近々来るんじゃないでしょうか。
あと、楽器を使う場面と言えば音楽理論を覚える際にもあると便利ですが、ピアノとかギターを持っていなくてもMIDIキーボードで十分です。僕はギターでは理論が頭に入ってこなくて結局MIDIキーボードを使いながら勉強しました。
ということで結論としては、作曲は楽器が弾けなくても余裕で出来ます!
楽器が弾けるメリット
このままだと、まるで作曲をする上で楽器を弾く意味がないみたいになってしまうので楽器が弾けるメリットも書いておきます。
1. 楽しい
これは説明するまでもないことですが、楽器は一人で弾いても楽しいし他人と弾くのはもっと楽しいです。コミュニケーションツールにもなるので、これは欠け替えのないメリットですね。
2. それっぽいアレンジが出来る
楽器が弾ければ当然その楽器のアレンジを考えることが容易になります。逆にその楽器を触ったこともないのにイメージだけでアレンジをしても胡散臭くなりやすいです。その楽器を「活かす」アレンジも難しいです。
実際に弾けなくても本などで楽器の特性を勉強すれば「それなり」なアレンジは出来ますが、やっぱり実際に弾ける人の方が上手にアレンジが出来るのは明白です。まぁ無知だからこそ生まれる奇抜なアレンジも存在しますが。
そもそも弾けるのと弾けないのとでは単純に閃(ひらめ)くフレーズの数が違います。1年間でも弾いたら、もう弾いてない人の100倍は閃くようになっているはずです。
なぜそうなるのかと言うと、ただ「練習したから」というわけではなく楽器を練習する過程で必然的にその楽器がフィーチャーされた曲をたくさん聴くことになるからです。
3. 製作スピードが上がる
曲のアレンジをする際、打ち込みで作るよりも「弾けるなら弾いた方が早い」という場面は多々あります。この利点はかなり大きいです。
とは言え、打ち込みもどんどん楽になってきています。一昔前はコード楽器(特にギター)の打ち込みは地獄だったのですが、最近は鍵盤ひとつ押すだけで勝手にジャカジャカしてくれたりします。それでも弾けるなら弾いた方が早いですけどね。
まとめ
当初、楽器が弾けることのメリットをもっとたくさん書いたのですが、読み返してみると「あれ、これDAWでも出来るよな?」っていうことばかりで結局メリットを3つしか残せませんでした。
いや、でも僕が思いつかないだけで利点はまだまだありますよ本当に。
しかし結論として、作曲するのに楽器は不要なのかそれとも何だかんだでやっとくべきなのかよく分からない感じになってスミマセン。
僕は楽器を推進したい人なので音楽やるならやっぱり四の五の言わずに楽器を弾いて欲しいです。理屈じゃないのです。
おわり
海外のショップに「説明の難しいこと」を問い合わせる方法
先日、Plugin Allianceという海外のサイトで「MetricAB」というDTM用のプラグインを買ったのですが、なぜかStudio Oneで使えないという事態が発生しました。
再インストールとか色々試してみたのですが改善できず、同じ症状の人がいないかググったりTwitterで調べたりするも該当なし。
購入元に問い合わせしたいところだけど、購入元は海外(英語圏)の会社…
起きている症状は中々ややこしく、たとえ日本語でも伝えるのか面倒な内容…
なのに英語で伝えられるわけがない!!!
詰んだと思いました。
でもこのままでは購入代金をまるまる損することになるので、意を決して中学生並の英語で問合せすることにしました。
ちなみに症状としては、、、
インストールはきちんとされているのですが、いざ選択すると…
ウインドウは立ち上がるものの何も表示されない...
でもSONARでは普通に使える!!
一応、Studio oneのサポートにも問合せしてみたのですが、サードパーティ製のプラグインに関してはメーカーに問い合わせて欲しいとのこと。まあそりゃそうですよね。
しかし、僕の英語力ではこの症状について10%も伝えられる自信がない…
Google翻訳に頼ろうかと思ったけど翻訳が合っているか判断できないし…
そこで一旦、質問内容を死ぬほど簡素にして問合せてみることにしました。
問合せをしたのは夜でしたが向こうは営業時間だったようで、けっこうすぐに返事がきました。
(僕の質問)
「MetricAB」はStudio one4で使える?
プラグインのインターフェースがちゃんと表示されないんだけど。
(回答)
Studio oneフルバージョンであれば(かつArtistバージョンでなければ)使えます。
ただ、ちゃんと表示されない理由を調べるにはもっとたくさんの情報が必要です。
一番良いのはスクリーンショットビデオを撮ってもらえれば状況が分かりやすいです。
ひどく内容の薄い質問に対して素晴らしい回答をもらえました。
僕としても、詳しく説明できないので埒が明かない場合はメールで画像を送ろうと思っていました(最初からそうしたかったけど、サイト内のフォームでの問合せだったので画像添付できなかった)。
でも、動画の方がずっと分かりやすいですよね。
そんなわけで「プラグインのインストールから症状が発生するまで」を録画してyoutubeにアップしました。※人に見せるようなものでもないので限定公開にしています。
(僕の返事)
お返事ありがとう!
俺の英語はクソ雑魚で上手く説明できないから動画を見て!
http://~~~
(回答)
動画ありがとうございます。
これは興味深い症状ですね。さっそく調査にとりかかります。
頑張ってくれてありがとう!
という感じで英語力雑魚の僕でも、動画を活用することで無事お問合せができました。
同じように海外のショップ等に問合せしたいけど英語力で詰んでいる方、もしいれば参考になれば幸いです。
※しかし、その後音沙汰がないので肝心の症状の解決には至っていません。
ただ、Studio one4でも使用できるという回答でしたし、実際に「MetricAB」がStudio one上で立ち上がっている画像を Twitterで見かけたので使えるのは間違いなさそうです。
そうなると、単に僕のPCに問題がある可能性が高いわけですが…
その曲、時代遅れになっていない?
禁断のデモ
僕には兄がいます。
当時、高校生だった僕は、兄が仕事に出かけている隙に勝手に部屋に入り「見てはいけない物」を見つけてしまいました。
エロ本とかなら全然良いのですが、見つけたのは、音楽会社に送るための「オリジナル曲のデモCD」でした。
兄は学生時代にバンドをやっていたらしく(10歳離れているので詳しくは知らない)、部屋には、アコギや大量のCDが置いてありました。
でも、実際に何か音楽活動をやっている姿は見たことがありませんでした。
そんな兄が、ひそかに作っていたオリジナル曲…
ちなみに、その頃、僕は既にバンド活動を始めており、拙いながらも作曲をしていました。
なので、「兄が作ったオリジナル曲」に興味がないわけがありませんでした。
ところで、そのCDが「音楽会社に送るためのデモ」だとわかったのは、CDと一緒に、歌詞と曲の説明的なものを書いた紙、それ と宛先(会社名)が書かれた封筒が近くにあったからです。
まだ兄が帰って来る時間ではないので、そのまま兄の部屋のCDプレイヤーでCDを聴きました。
僕は驚愕しました。
曲の良し悪しは置いといて、おそろしく「古臭かった」からです。
(当時の)今時っぽさは一切なく、20~30年前の音楽という感じで(僕自身が15、6歳だったので、あくまでイメージです が)、とにかくダサい曲でした。
あまりのダサさに何だか恥ずかしい気持ちになって、とてもフルコーラスは聴けませんでした。
「頼むからこんなの音楽会社に送らないでくれよ…」
と思いましたが、勝手に聴いたことを兄には言えないので、胸の内にしまっておくことにしました。
兄が作曲した古臭い曲を聴いたあの時、「もしかすると俺の作った曲も、客観的に聴いたら古臭い可能性が…?」などとは、1ミリも考えませんでした。
当時、僕は高校生で、流行に「超」敏感な年頃です。
実際、聴いている曲の9割以上は流行りのものだったので、僕の作った曲が古臭いものになる要素はなかったと思います(死ぬほど「浅い」曲だったとは思うけど)。
そんなわけで「時代遅れのデモ事件」は、衝撃的ではあったものの次の日には忘れていました。
それが、数年後に、あることをキッカケに思い出すことになります。
僕は、バンド活動をやめる少し前からDTMを始めたのですが、それがきっかけで、知り合いから「演歌のアレンジをして欲しい」と頼まれることになりました。
演歌については何の知識もなかったのですが、やりゃ出来るだろうと思って、すぐにOKしました。
ただ、本当にテレビで聴くくらいの知識?しかなかったので、あとで演歌のCDをレンタルしまくって勉強しました。
そうして、演歌のアレンジと作曲を10曲くらいやりました。
何のジャンルにしても音楽のことを学ぶのは楽しいですし、それ自体は良い経験だったのですが、この後、ある問題が発生し ます。
バンド用に書いた曲から「昭和臭(しゅう)」が出てくるようになったのです。
原因としては、バンド用の曲を作る直前まで演歌を聴きまくっていたので、無意識に引きずられてしまったのだと思います。
念の為、言っておきますが、演歌のことを「古臭い」とディスるつもりは毛頭ありません。
ただ、アレンジが現代的なロックでも(当時やっていたのはロックバンドでした)、そこに演歌的なメロディが入ると、隠し切れない昭和っぽさが出てきます。
それは「古臭い」以外に形容のしようがありません。
作った曲をうきうきでメンバーに聴かせると、すごく言いづらそうに「なんか古臭い..」とコメントが返ってきて、僕はとても困惑しました。
古臭い??それってどういうこと…???
「インパクトがない」とか「どっかで聴いたことある」みたいな感想であれば、0ダメージのなのですが(それはそれで良くないけど)、「古臭い」は意表を突かれすぎて、一瞬、どういう意味なのかわかりませんでした。
そして、「古臭い」というキーワードがきっかけで、僕は兄の部屋で起きた「時代遅れのデモ事件」のことを鮮烈に思い出し ました。
今となっては『たまたま演歌に没頭した後に作った曲だから、メロディが古臭くなっただけで、別に俺の感性が古いわけじゃない』と言えます。
ですが、当時は「時代遅れのデモ事件」のことを思い出して『俺も気づかない内に時代遅れになっていたのか…?』とまじで凹みました。
しばらく、メンバーに新曲を聴かせるのも怖かったです。
そんなことがあって以来、作曲やアレンジをする際には「時代錯誤の音楽」にならないよう気を付けています(気が回らないこともありますが)。
歳と共に感性が古臭くなるのは自然なことですが、アンチエイジングはできます。
そこで、「音楽的な感性」のアンチエイジングのために、僕がふだん意識していることを、また後日書こうと思います。
※僕は古い曲、例えばオールディーズのロックやファンク、ソウルとかめちゃくちゃ聴きますし、日本の歌謡曲も好きです。もちろん演歌も。
学ぶこともたくさんあります。
あと、兄のことも基本的には尊敬しています。
「DAIV TO MUSIC」オリジナルジングルコンテスト
ヒャダインさんが持っているラジオ番組「DAIV TO MUSIC」で「オリジナルジングルコンテスト」というのが開催されています。
コンテストの概要としては、ヒャダインさんが作った30秒ほどのBGMに、上から自分で音を重ねることでコラボ作品をつくるというものです。
やることとしては「既存曲の上に音を重ねる」だけです。
オリジナル曲を作るでもなく、リミックスでもない、けっこう珍しいコンテストですよね。
優秀作品には豪華賞品も出るのでやるしかないです。
ちなみに、応募締め切りは2月28日(いつも気付くのが遅すぎる)
簡単なようでなかなか…
昨日コンテストの存在に気づいてチラッと挑戦してみたのですが、けっこう難しいです。
というのも、ヒャダインさんの作ったBGMが「もうこれでいいんじゃね?」感があって、どう肉付けしていこうか悩ましいのです。
とはいえ、主役となるセンターの部分は空けてくれているので、センターに何かしらのソロを付け加えるだけなら容易にでき そうです。
が、
それは、きっと誰もが思いつくだろうことなので、安易に「ソロを加えて終わり」ではこのコンテストを勝ち抜くことはできないでしょう。
大事なのは、ヒャダインさんの作ったBGMに流され過ぎず、自分で世界観を作ることだと思います。
だって、元のBGMはヒャダインさんが作ったもので、BGMの雰囲気にまんま則ってアレンジを付け加えても、それは審査員(ヒャダインさん)の想像の域を出ないわけじゃないですか。
※審査員がヒャダインさんなのか定かではないです。
これが、「〇〇のCMで使う」とか明確な目的があれば、それに合わせて雰囲気を作る必要がありますが、そういった指定は特にありません。
なので、最も重要なのは「自分を出す」ことだと思います(きっとね)。
ただ、やってみるとマジでけっこう難しくて、ふつうにオリジナル曲を作る方が気が楽です。
でもこのコンテストは、もろに個性が出そうで面白いです。是非、他の方の作品を聴いてみたい。
てか、賞品になっているハイスペックなパソコンが欲しいよ。。。
お家のパソコンが着実に時代に取り残されていってる。
正しい音をモニタリングできる ARC system 2.5
IK Multimediaの「ARC system 2.5」を導入しました。
さっそくですが、これはマジで「かけがえのない効果」を得られるツールです。
「正しい音を聴いているという安心感」みたいなものを手に入れることができます。
もちろん、そんな精神的な効果だけでなく、たとえば低音のくぐもった感じがなくなったり(※個々のDTM環境によって効果が異なるので一概には言えない)、具体的な効果もあります。
とにかく、自宅でDTMをやる者にとっては、一人に一台あってしかるべきツールだと思います。
ARC system 2.5って何?
ARC system 2.5は、簡単にいうと「音楽制作に最適ではない環境」でも、正しい音でモニタリングできるようにするプラグインです。
「音楽制作に最適ではない環境」というのは、例えば下記のようなことです。
スピーカーがデスク上に置かれている。
⇒デスクが共振して意図せず音が膨らんでしまう。
スピーカーと壁の距離が近い。
⇒無駄な反響で音がこもってしまう。
スピーカーから壁までの距離が左右で異なる。
⇒反響具合が左右で異なるため、音の聴こえ方が、左と右とで変わってしまう。
まとめると、スピーカーを置いている環境によっては、私たちの耳には正しくない音(スピーカー側が意図していない音)が、聴こえてしまっているわけなんですね。
だからって、専用のスタジオを作るとか、部屋をリフォームするとか簡単にできるわけもなく、 問題の解決は容易じゃないです。
しかし、 そんな大層なことをせずとも問題を解決してくれるのが、この「ARC system 2.5」です。
①専用マイクで部屋の特性を調べる
まずは部屋の特性を調べるための作業が必要です。
所定の位置で、ARC system 2.5専用のマイクを立てて、測定を開始します(測定用のアラームみたいな音が数回なります)。
測定が完了すると、、、
オレンジの線は「あなたの部屋ではこんな風に音が聴こえますよ」っていうのを表しています。
パッと見でわかるのは、150Hz辺りが出過ぎています。
その後ろが、ガクッと下がってまた盛り上がって…とにかくフラットとは程遠い状態です。
②DAW上で立ち上げる
測定が終わったら、DAW上でプラグインとして使います(スタンドアロンは不可)。
DAWを立ち上げ、マスタートラックにインサートします。
補正前と比べて150Hz辺りが大きく抑えられているので、なんだか迫力がなくなったように聴こえます。
そもそも、今まで無駄に増幅されている部分が多かったので、音がフラットになったことで全体の音量が下がっています。
が、下がってしまった分の音量を上げれば迫力は戻ります。
また、音量を上げても低音にモワモワした感じがなく、前より明らかにスッキリとして聴こえます。
今まで、ほんっとーに音がこもっていたんだなあ、と実感しました。
手持ちのスピーカーで、いろんなスピーカーをシミュレートできる
音をフラットにする以外にも、手持ちのスピーカーを、異なる特性のスピーカーにシミュレートできる便利機能があります。
例えば「Carstereo」は、その通りカーステレオをシミュレートしたイコライジングになります。
低音が強調されますが、音がこもってて確かに車っぽい感じになります。
「Desktop Speakers」は、PCモニター内臓のスピーカーかな?
これも、いかにもPCスピーカーといったツヤのない音になります。
「Laptop Speakers」は、ノートPCに内蔵されているスピーカーですね。
低域がごっそり削られて、音がスカスカになります。
「iDock」って何だろ?iphone専用の音楽機器か何か?
★まとめ
ARC system 2.5がどんなものか簡単に書いてみました。
勘違いしてはいけないのは、決して「音が良くなるプラグイン」ではありません。
僕の部屋の場合だと、低域に膨らみすぎている部分があり、それがこのプラグインによって抑えられたことで、結果として音がスッキリしました(その辺は個々の環境によります)。
ただ、ARC system 2.5を通すことで「正しい音をモニタリングできている」という安心感があります。
この部分は、他のツールで代用できるものではないので、価値が大きいです。
音楽制作の環境は、突き詰めるとキリがなくお金もたくさんかかります。
その点、これは安価で良いモニタリング環境を手に入れることが出来るので、自宅でがんばっているDTMerには、最高にありがたいツールだと思います。
ただ、この専用マイク、測定時に一回使ったら使う機会がないんですよね(模様替えか引越しでもしない限り)。
もったいない、、、何かに使えないかな。
(補足)
今回レビューしたArc system 2.5を搭載したスピーカーが、IK Multimediaより発売されるみたいです。
まだ発売前ですが、公式サイトの情報だけで、よだれが出るほど欲しくなる一品ですね。
5月10日の発売予定です。